Audibleを解約・退会したい…
会費が高い・作品のラインナップに満足できない・忙しくて聞く時間が取れない…
そんな理由から、Audibleを解約・退会したいと思うことがあるかもしれません。
Audibleの解約・退会はいつでも簡単にできます。
しかし、聴き放題対象本が聞けなくなる・本を割引価格で買えなくなる・会費が返金されないなど、解約・退会には注意点もあります。
これらの注意点をしっかりと理解したうえで、手続きにのぞむことが大切です。
この記事では、Audibleの解約・退会方法や、Audibleを解約・退会する前にチェックしておきたいポイントについて紹介します。
また、Audibleの代わりとなるオーディオブックサービスについてもお伝えします。
この記事を読んでもらえれば、納得したうえでスムーズに解約・退会できるようになるはずだよ。参考にしてね。
▼Audibleの代わりになるオーディオブックサービスを探したい方は、こちらの記事で診断してみてください
Audibleを解約・退会する前に確認しておきたい6つのポイント
Audibleを解約・退会する前には、最低限以下のポイントについて考え、理解しておく必要があります。
- そもそも解約・退会すべきなのか?
- 解約・退会するとどうなるのか?
- 解約・退会後に再利用できるのか?
Audibleの解約・退会は自由にでき、手続きも簡単です。
しかし、上記のポイントを明確にしないまま手続きをしてしまうと「やっぱり解約しなければよかった」と後悔することになるかもしれません。
引き続き、上記のポイントをさらに詳しく6つに分けて紹介しますので、確認しておきましょう。
1.解約・退会以外の方法はないか?
Audibleの利用を一時的に停止したい場合には「休会」という選択肢もあります。
解約・退会と休会、それぞれの特徴を表にすると以下のようになります。
解約・退会 | 休会 | |
期間 | いつでも自由に解約可能。 | 最大3ヶ月まで1ヶ月単位で休会可能。休会できるのは12ヶ月に1回だけ。 |
無料体験期間中の扱い | 無料体験期間中でも解約可能 | 無料体験期間中は休会不可 |
月額会費の請求 | ストップ | ストップ |
聴き放題タイトルの視聴 | 不可 | 不可 |
購入済みタイトルの視聴 | 可 | 可 |
タイトルの購入価格 | 定価 | 定価の30%OFF |
ポッドキャストの利用価格 | 有料 |
まず、大前提として、休会できる期間は最大3ヶ月までと限定的です。
本来、休会は、一時的に忙しくなるなどの理由で1〜3ヶ月だけ利用できない人向けに用意されているシステムだからです。
休会には一部の会員特典をそのまま引き継げるというメリットがあります。
たとえば、タイトルを定価の30%オフで購入できる、ポッドキャストの一部を無料で聞けるなどです。
そのため解約・退会を迷っている場合には、とりあえず3ヶ月間は特典を引き継げる休会を選択しておくというのもアリでしょう。
ただし、無料体験期間中に休会はできませんので、注意してください。
休会手続きは「カスタマーサービス 」から行えます。気になる方はお問い合わせしてみましょう。
2.解約・退会後もそのまま聞けるか?
Audibleには「聴き放題対象本」と「聴き放題対象外の本=都度購入する本」があります。
聴き放題対象本と都度購入する本とで、Audibleの解約・退会後もそのまま聞けるかどうかは異なります。
入会中 | 解約・退会後 | |
聴き放題対象本 | 無料で視聴可能 | 視聴不可 |
都度購入する本 | これから購入するもの:定価の30%OFFで購入可能 | これから購入するもの:定価で購入可能 すでに購入済みのもの:そのまま視聴可能 |
聴き放題対象本は、オーディブルの解約・ 退会後には視聴できなくなります。
そのため、聴き放題対象本に気になるタイトルがある場合は、解約・退会する前に聞いておく必要があります。
一方、都度購入する本のうち、入会中に買ったものは解約・退会後もそのまま視聴可能です。
ただし、解約・退会後に視聴したいタイトルが出てきた場合には、定価で購入することになります。
入会中であれば30%OFFで購入できますので、解約・退会前に視聴したいタイトルがないかをよく確認しておきましょう。
3.解約・退会後にコインはどうなるか?
Audibleの退会・解約について調べていると「付与されたコインがどうなるか?」という内容を目にすることがあるかもしれません。
しかし、コインについては気にすることはありません。
なぜなら、2022年の1月27日をもってAudibleのコイン制は廃止され、聴き放題制に移行したからです。
解約・退会する場合には、コインがどうなるかではなく、Audible会員として支払った会費がどうなるかについておさえておきましょう。
解約・退会後に支払った会費がどうなるかについては、次の章で引き続き紹介していますので、参考にしてください。
4.解約・退会後に会費はどうなるか?
Audibleに入会すると、30日間の無料体験期間が始まります。
そして、無料体験期間の終了とともに、月額1,500円(税込)の有料プランへと自動的に移行します。
無料体験期間内に解約・退会する場合と、有料プラン移行後に解約・退会する場合、それぞれの支払いは以下のようになります。
解約・退会するタイミング | 支払い金額 |
無料体験期間内(入会手続きから30日以内) | 無料 |
有料プラン移行後(前回の支払いから30日以内) | 1,500円(税込)支払日に払った1,500円は返金されない。日割り計算による返金もされない。 |
Audibleの支払いは30日周期になっています。
そのため、無料体験期間内に解約・退会手続きをした場合は、入会日から30日目まではそのまま無料で利用できます。
有料プランの場合は、今月の利用分として支払った1,500円は返金されません。日割り計算による返金もされません。
例えば、解約・退会手続きを、前回の支払いから1日目にしたとしても、29日目にしたとしても、支払い額は一律1,500円です。
ただし、どちらのケースでも30日目まではそのままAudibleを利用できますので、解約・退会手続きのタイミングによる損得はありません。
「次の支払いが発生する日までに解約・退会する」と覚えておけば大丈夫です。
5.解約・退会をキャンセルできるか?
Audibleは、解約・退会手続きを行っても、次の支払い日までであればキャンセルできます。
解約・退会のキャンセル方法は以下の通りです。
- Audibleのpcサイトにアクセスし「アカウントサービス」をタップ
- 「会員資格を継続」をタップ
- ダイアログが表示されたら「はい、会員資格を継続します」をタップ
このように、解約・退会のキャンセルは簡単にできます。
しかし、うっかりして次の支払い日を過ぎてしまうと、キャンセルできなくなってしまいますので、解約・退会は慎重に行うべきです。
6.解約・退会後に再登録できるか?
Audibleは解約・退会後、いつでも再登録可能です。
ただし、再登録時には30日間の無料体験期間が付与されない可能性が高いので、その点は理解しておきましょう。(解約・退会から12ヶ月経過しているケースでは、再び無料体験期間が付与されます)
再登録時に無料体験期間が付与されるケースについては、こちらの記事で解説していますので参考にしてください▼
【Audibleの再登録時に無料体験期間が付与されるケースについて】
Audibleを解約・退会する3つの方法
ここからは、Audibleを解約・退会する方法について紹介します。
Audibleの解約・退会は「pcサイト」「スマホ」「カスタマーセンター」からできます。
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
1.pcサイトから解約・退会する方法
簡単にAudibleを解約・ 退会したいなら、pcサイトから手続きしましょう。
手順は以下の通りです。
- Audibleのpcサイトにアクセスして「アカウントサービス」をタップ
- 「会員手続きへ」をタップ
- 「このまま退会手続きを行う」をタップ
- 退会理由を選択し「次へ」をタップ
- 「退会手続きを完了する」をタップ
「会員手続きが完了しました」とメッセージが表示されれば、解約・退会手続きは完了です。
2.スマホから解約・退会する方法
Audibleをスマホから解約・退会する場合には、 Audibleのスマホサイトからpcサイトに 移動して手続きを行う必要があります。
スマホサイトからは手続きできませんので、注意してください。
手順は以下の通りです。
- Audibleのスマホサイトにアクセス
- 画面下部の「pcサイト」をタップ
- 以下、pcサイトから解約・退会する方法と同じ手順
なお、Audibleはアプリを削除(アンインストール)しただけでは解約・退会になりません。注意してください。
3.カスタマーセンターから解約・退会する方法
Audibleの解約・退会は、カスタマーセンターに電話やEメールでお問い合わせすることでも可能です。
カスタマーセンターへのお問い合わせは、Audibleのpcサイトやアプリからできます。
手順は以下の通りです。
【Audibleのpcサイトからカスタマーセンターにお問い合わせする方法】
- Audibleのpcサイトにアクセス
- 画面下部の「お問い合わせ」をタップ
- 「退会について」をタップ
- お問い合わせ方法を「電話」または「Eメール」から選択
【Audibleのアプリから カスタマーセンターにお問い合わせする方法】
- Audibleアプリの画面右下にある「プロフィール」をタップ
- 「ヘルプ&サポート」をタップ
- 画面下部にある「お問い合わせ」をタップ
- 「退会について」をタップ
- 「退会方法」をタップ
- 「電話」または「Eメール」からお問い合わせ方法を選択
Audibleの解約・退会後には情報配信メールの停止も忘れずに
Audibleの解約・退会手続きが済んだら、情報配信メールの停止手続きを行いましょう。
情報配信メールの停止手続きは「pcサイト」「スマホサイト」「アプリ」 からできます。
【pcサイトから情報配信メールの停止手続きを行う方法】
- Audibleのpcサイトにアクセスし「アカウントサービス」をタップ
- 画面左のメニューから「情報配信サービス」をタップ
- 「Audibleからの情報配信Eメールを受け取る」のチェックを外す
【スマホサイトから 情報配信メールの停止手続きを行う方法】
- Audibleのスマホサイトにアクセスし「アカウントサービス」をタップ
- 「情報配信サービス」をタップ
- 「Audibleからの情報配信Eメールを受け取る」のチェックを外す
【アプリから情報配信メールの停止手続きを行う方法】
- Audibleアプリの画面右下にある「プロフィール」をタップ
- 画面右上の「歯車アイコン」をタップ
- 「Eメール」をタップ
- 「Audibleからの情報配信Eメールを受け取る」のチェックを外す
Audibleを解約・退会できないときの原因と対処法
Audibleを解約・退会できない場合には、以下の原因が考えられます。
それぞれの対処法をお伝えしますので、試してみてください。
原因1:Audibleのアプリを削除(アンインストール)しただけ
Audibleはアプリを削除(アンインストール)するだけでは解約・退会できません。
Audibleのpcサイトにアクセスし(スマホの場合はGoogleChromeやsafariなどのブラウザからアクセスし)、そこから解約・退会手続きを行ってください。
原因2:Audibleのスマホサイトから解約しようとしている
Audibleはスマホサイトから解約・退会できません。
pcからサイトにアクセスするか、スマホからアクセスする場合は画面下部の「pcサイト」をタップしてpcサイトに移動してください。
原因3:AppleやGoogleなどを通してAudibleに入会している
AppleやGoogleなどの第三者を通してAudibleに入会している場合は、Audibleのpcサイトから解約・退会手続きができません。
該当する会社のカスタマーサポートにお問い合わせし、Audibleの購読設定を変更してください。
Audibleだけじゃない!おすすめオーディオブックサービス
「Audibleは値段が高くて続けられなかった」
「Audibleには聞きたいオーディオブックがあまりなかった」
Audibleの解約・退会理由として、会費の高さや作品ラインナップに満足できないことを挙げる方は多いはずです。残念ながら、Audibleは自分に合わないサービスだったということでしょう。
しかし「Audibleが合わない=オーディオブックが合わない」とは限りません。
Audible以外にも、オーディオブックを聞けるサービスはいくつかあります。
中でも、Audibleが合わないと感じた方におすすめなのが「audiobook.jp」というサービスです。
audiobook.jpには以下のような特徴があり、Audibleが合わなかったという方でも楽しめる可能性があります。
- 値段が安い
有料聴き放題プランは月額880円。1年分まとめて支払うと7,500円、月割りにすると625円。Audibleの半額以下で利用できる。
- ビジネス書や自己啓発書が多い
特に、オーディオブックを情報のインプットに使いたい方におすすめ。
ドライブしているとき・運動しているとき・家事をしているとき…
「目や手は使っているけれど、耳は空いている」という状況は意外に多いものです。
オーディオブックは、そんな「耳の空き時間」を読書に当てられるようにしてくれる、素晴らしいツールだと筆者は感じています。
Audibleだけでなく、audiobook.jpをはじめとするいろいろなオーディオブックサービスを試して、自分に合うものを見つけていただければと思います。
オーディオブックは、筆者の読書量を飛躍的にアップさせてくれたサービスなんだ。みなさんも、ぜひいろいろなサービスを試してみてね!
▼こちらの記事で、自分にぴったりなオーディオブックサービスを診断できます
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